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An Investor’s Guide to Indices

第1章

インデックス(指数)の定義

市場パフォーマンスの測定、ポートフォリオの評価、インデックス連動型投資商品への投資を行うために、インデックスは不可欠のツールです。

インデックスには以下の機能があります:

  • 経済指標
  • パフォーマンスを測定するベンチマーク
  • インデックス連動型投資商品の土台
  • リサーチや分析のためのツール

様々な機会で利用されるインデックス

株式市場は健全な状態にあるか?債券市場では何が起きているのか?コモディティ価格は上昇しているのか?

インデックスはこれら全てに対する答えに関連しています。なぜなら、インデックスは市場動向を測定するように設計されているからです。ダウ・ジョーンズ工業株価平均®(以下ダウ平均)の終値の水準を知ることで、その日の米国株式市場で何が起きたかを把握するだけでなく、ある時点の米国経済がどのような状況にあるのかを理解することができます。

実際、インデックスは様々な形で、私たちの生活で金融に関わる側面に影響をもたらしています。S&P500指数®(以下S&P500)の価格変動は、市場連動型CD(譲渡性預金証書)から受け取る利息や、米国株式のETF(上場投資信託)の利益を確定する際の判断材料となります。国債のインデックスをベースに、社会保障費が給料からいくら控除されるのか、住宅ローンの変動金利がどの程度変動するのかが決まります。

インデックスが及ぼす実際の影響を踏まえた上で、インデックスとは何か、
それがどのように機能するのかを知ることは重要です。

では、インデックスとは正確には何でしょうか?

+

市場の指標としての機能

天気予報を除けば、おそらくダウ平均やS&P500の現在値ほど、広く頻繁に報道されている情報はないでしょう。そして、人々がこれらに注目するのには理由があります。

インデックスは金融市場の状況を知らせるリアルタイムの情報と、市場の方向性に関するスナップショットを定期的に提供します。

株価インデックスが上昇する場合、インデックス構成銘柄に対する投資家の購入株数が売却株数を上回るため、株価が上昇する現象が背景にあります。インデックスの水準が下落する場合は、反対のことが起きています。

ダウ平均が200ポイント上昇したら、まずまずの日、それとも最高の1日?

投資家やメディアが市場のパフォーマンスを話題にする場合、あるインデックスが何ポイント上昇または下落したか、数字を示すのが通常です。しかし、これらの数字がもたらす実際の影響は、以前の水準からどのくらい変化したかによって異なります。

以下のツールから、基準日のインデックスの水準次第で、どのくらい変化率が異なるかを見てみましょう。

  • 7,000
  • 9,000
  • 11,000
  • 13,000
  • 15,000
  • 17,000
  • 19,000
  • 21,000
  • -800
  • -600
  • -400
  • -200
  • 0
  • +200
  • +400
  • +600
  • +800

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ベンチマーク

インデックスを利用することで、投資家は市場との比較で、証券、アクティブ運用ファンド、さらに投資ポートフォリオのパフォーマンス評価が可能になります。

このように、インデックスは「尺度」、つまりベンチマークとしての測定手段の役割を果たします。実際、運用規模の大きい機関投資家、ファイナンシャル・アドバイザーから、個人投資家に至るまで、投資判断の基準となるインデックスを設定することで、投資成績が市場平均を上回っているのか下回っているのかを判断しています。

インデックスは、金融の専門家が運用するポートフォリオについて、市場のパフォーマンスと対比する基準として使われます。個人投資家もインデックスを一つの信頼できる目安として活用し、自身の投資が市場に比べてどのような成果を上げているかを評価することができます。

投資ポートフォリオとインデックスを有意義に比較するためには、正しいベンチマークを選ぶことが極めて重要です。主に中規模な企業に投資するミューチュアル・ファンドの運用成績を、大手企業または小規模な企業の株価に連動するインデックスと比較することは、誤解を招く恐れがあります。

そのため、同一条件で比較を行う必要性から、市場には数多くのインデックスが存在します。各インデックスは、個人または機関投資家を問わず、投資家が運用対象として選択した場合の、特定の市場、市場セグメント、または投資戦略のパフォーマンスを測定します。

インデックスをベースとした投資商品

資本市場では、ETFのようなインデックス連動型商品を利用した新たな投資手法に需要が高まっており、その結果、インデックスの数は増加の一途をたどっています。

インデックスとインデックス連動型商品の違いを知ることは、インデックスと、その動きに連動する投資商品の特徴と役割を理解する上で、極めて重要です。

リサーチと分析

インデックスは安定的かつ一般に認知された測定手段なので、アナリストを始め市場参加者が、トレンドを評価し、コンセンサスを議論し、独自の投資戦略を公表するために利用しています。

インデックスのデータは、市場の様々な専門家が市場の動きやトレンドを評価する基礎として使用されています。金融アナリストは、インデックスのデータを使って企業や業種別の寄与度を測定し、個別銘柄の株価を左右している要因を判断し、売買の推奨を行うこともあります。

ヘッジファンドのアナリストは、過去に売買の好機を示した定量的シグナルを見極めるため、リアルタイムのデータを活用することもあります。

医療保険費用や雇用に着目したインデックスは、政府高官の政策に関する見解を示唆することもあります。

インデックスは、金融の専門家や投資家が金融に関して、同じ認識を共有することを促します。

インデックスの範囲

インデックスは市場を隈なくカバーしています。インデックスは通常、いくつかの幅広いカテゴリーの一部を網羅していますが、それをセグメントに分けたり、さらに狭義のカテゴリーに細分化することも可能です。

マウスを当てると、説明の「吹き出し」が出てきます:

市場インデックスが幅広く提供されたことにより、パッシブ型の投資商品が多く登場するようになりました。本来パッシブ運用は、米国市場に連動したインデックス・ファンドの購入を意味していましたが、現在では複数の資産クラスや投資戦略など、多種多様なインデックス連動型商品に投資することも含まれます。

おめでとうございます

第1章が終了しました。この章で学んだことを確認するために、簡単なテストを行います。

テストに挑戦

各質問で正しいと思われる答えを選び、「送信」ボタンをクリックしてください。結果が表示されます。

    • 株式
    • コモディティ
    • 債券
    • 上記のすべて
    • インデックスの水準の変化をポイントで表したもの(例えば12,245ポイントから11,568ポイントまで)
    • インデックスの水準の変化を比率で表したもの
    • 上記のいずれも該当しない
    • 広範な市場インデックス
    • セクター・インデックス
    • 戦略別インデックス
    • 高配当に着目したインデックス
    • インデックス
    • インデックス連動型ファンド
    • 先物およびオプション
    • 上記のいずれも該当しない
    • インデックス内の全ての証券が市場で容易に売買できること
    • インデックスが環境に配慮した企業の証券で構成されていること
    • 先進国市場の株式のみが構成銘柄として組み入れ可能であること
    • 上記のいずれも該当しない
答えを確認
終了